はじめに
この記事では、Supabase を使ったポケモンチーム選択アプリのプロファイルページを、SvelteKit を使って構築する方法を探っていきます。これは、認証や他の主要な機能を含む、スクラッチから完全なアプリケーションを作成するチュートリアルシリーズの一部です。最終的には、ユーザープロファイルの管理と Supabase バックエンドとの統合方法について、しっかりと理解できるようになります。
現在のユーザープロファイルの取得
最初のステップは、現在のユーザーのプロファイルデータが利用可能で最新であるかどうかを確認することです。現在のユーザーのメールアドレスがセッションユーザーのメールアドレスと一致することを確認する必要があります。プロファイルデータがない場合は、現在のユーザーの新しいプロファイルを作成します。プロファイルデータがある場合は、ユーザーの説明と選択したポケモンIDを表示します。
これを行うために、Supabase のクライアントサイド機能を使ってデータベースと対話します。’profiles’ テーブルを照会してユーザーのデータを取得し、レスポンスに応じて適切なUIを条件付きでレンダリングします。
プロファイル保存ロジックの実装
次に、ユーザーのプロファイルを保存するための非同期関数を作成します。プロファイルデータの長さが0の場合は、Supabase の ‘profiles’ テーブルに新しい行を挿入します。プロファイルデータが既に存在する場合は、既存の行を更新します。これにより、ユーザーのプロファイルがデータベース内で常に最新の状態を維持できるようになります。
Supabase の変更関数を活用して、ユーザーの入力フィールドから必要なデータを渡し、挿入または更新操作を行います。
プロファイル編集機能の追加
ユーザーがプロファイルを編集できるようにするために、編集ボタンを表示してモーダルを切り替えます。モーダル内では、ユーザーの個人情報を更新できるようにプロファイルの説明をテキストエリアにバインドします。
さらに、ユーザーがプロファイルに最大3つのポケモンを関連付けられるように、利用可能なすべてのポケモンを表示するグリッドを実装します。
選択したポケモンの切り替え
ポケモンの選択を処理するために、非同期関数を作成してポケモンの選択を切り替えます。ユーザーが同時に最大3つのポケモンを選択できるようにします。また、グリッド内の現在選択されているポケモンをハイライトして、ユーザーが明確な視覚的手がかりを持つことができるようにします。
検索機能の実装
ユーザーが希望するポケモンを簡単に見つけて選択できるようにするため、検索用の入力フィールドを追加します。検索入力に基づいてポケモンリストをフィルタリングするために、’includes’メソッドを使用し、フィルタリングされた結果をグリッドに表示します。
まとめ
この記事では、SvelteKit と Supabase を使ってポケモンチーム選択アプリのプロファイルページを構築する際の主要なステップについて説明しました。ユーザープロファイルの取得と保存、編集機能の実装、ポケモンの選択処理、検索機能の追加などの手法を学びました。これらの技術を組み合わせることで、アプリケーションのユーザー体験を堅牢で魅力的なものに作り上げていくことができます。
要点:
- Supabase からの現在のユーザープロファイルデータの取得
- 新規および既存プロファイルの保存ロジックの実装
- 説明入力とポケモン選択グリッドを備えたプロファイル編集モーダルの追加
- ユーザーが最大3つのポケモンしか選択できないようにする
- 利用可能なポケモンをフィルタリングする検索機能の組み込み